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抗血小板薬2種類の併用療法はPCI後12ヶ月を超えるとベネフィットが限られる

久々に。。。


抗血小板薬2種類の併用療法はPCI後12ヶ月を超えるとベネフィットが限られる
2009-10-16 17:49:26 -0400 (ロイターヘルス)発

By Will Boggs, MD
ニューヨーク(ロイターヘルス) - 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後に2種類の抗血小板薬による併用療法を1年以上継続することにより、死亡または心筋梗塞(MI)のさらなる予防効果は得られない可能性がある、とHeart誌10月号に報告されている。

「冠動脈のステント留置術を受け、最初の12ヶ月間でイベントを示さずに生存した患者に、クロピドグレルの12ヶ月間以上の投与は必要ないだろう」とGuthrie Clinic(ペンシルヴェニア州セイヤー)のDr. Kishore J. Harjaiはロイターヘルスに対する電子メールの中で述べた。

Dr. Harjaiらは、PCI後に1年以上イベントの発生がなかった患者1,859名に関するGuthrie PCI Registryのデータを解析した。全患者がアスピリンを無期限に毎日服用するよう指導されていたことに注目し、クロピドグレルを1年間以上併用服用した患者、または併用服用しなかった患者のアウトカムを比較した、と同研究者らは説明している。

追跡期間中央値の1,226日間に、死亡またはMIが患者の9.8%、すなわち2種類の抗血小板薬を1年間以上服用した患者では918名中の86名(9.4%)、および治療を12ヶ月間以上継続しなかった患者では941名中の97名(10.3%)に生じた、と著者らは報告している(p=0.83)。

確定、または高確率で確定のステント血栓症例の発生率は、2群間で有意に異なっていなかった。

死亡または心筋梗塞の発症率は、ベアメタルステント留置患者において、薬剤溶出ステント留置患者よりも高値であったが、2種類の抗血小板薬の服用期間が12ヶ月以上の患者と12ヶ月未満の患者では同発症率に差はみられなかった、と同研究者らは述べている。

さらに、特定の臨床的特徴(糖尿病、心筋梗塞、またはAmerican College of Cardiology/American Heart Association分類によるタイプC病変)を有するサブセットを解析対象とすると、抗血小板療法の治療期間はアウトカムに何の影響も及ぼしていなかった。

傾向スコア解析では、全試験コホートもしくはいずれの患者においても、またはステントのいずれの種類のサブセットにおいても、2種類の抗血小板薬を12ヶ月以上服用したことによる死亡または心筋梗塞の複合エンドポイントに対する有意な予防効果は示されなかった。

「心筋梗塞、脳卒中、または標的血管の血行再建といったイベントのさらなる発生が認められない場合、クロピドグレル投与を大半の患者においてPCI後12ヶ月目に中止している」とDr. Harjaiは述べた。「アスピリン投与はPCI後、無期限に継続している。このアプローチは、我々のデータ、他センターからのデータ、およびTAXUS研究の長期追跡から得られたデータに基づくものである」

「我々は、2種類の抗血小板薬による長期療法に関するプロスペクティブ研究の結果を待ち望んでいる」とDr. Harjaiは結論付けた。「この結果が得られるまでに、少なくとも2、3年はかかるだろう」
Heart 2009;95:1579-1586.




日本の試験結果が出てから、PCI後1年経った患者さんには説明して、

納得してもらえた人はプラビックスをカットしてアスピリン単独にしてますが、

やっぱりそういう方向性でよさそうですね。

(納得しない方もちらほら居られますが、高い薬なので結構みんなやめてくれます)


ただ、プラビックスは副作用も軽いし、継続して(医師にとっての)デメリットは少ないので、

やはり再発した時の責任うんぬんで、指導医は継続を支持しているようです。

そりゃそうだわねぇ。


そのうち、保険で切られるようになるんでしょうが。。。

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